日本一キレイ!?オカンの2003年式トヨタアリオン タイヤホイールを磨く
普段からタイヤとホイールを磨いてはいる、
僕のオカンが乗るトヨタアリオン。
整備士の免許を持つ弟から「このホイールキャップは手で簡単に外れるよ」
と教えてもらったのを思い出し、
気が向いたので積もりに積もった汚れをキレイにする。
やり方は簡単。
ホイールキャップに指を引っ掛けて、引っ張るだけ。
1か所だけを引っ張って外そうとするとホイールキャップの爪が折れる可能性があるので、
2~3か所を少しずつ引っ張って外す。
パコっと外れる。力は要りません。
ホイールキャップの構造。
6か所の爪でホイールに引っ掛けているだけのもの。
そして肝心のホイールはというと、、、
「うわっ、、、」と思わず声が出る。
普段手が入らないところだからとはいえ、こんなに汚れていたんだね。
拡大するとこんな感じ。
これがどこまでキレイになるかやってみようと思う。
使うのはやっぱりP8コート。
タイヤホイールの、いつもの軽いメンテナンスにも、今回のようにハードな汚れにも使えます。
まずはタイヤから噴き付けました。
タイヤが終わったら、ホイールにもP8コートを噴き付けました。
ディスクブレーキに直接噴き付けたくないので、少し離れたところからホイールに噴き付けます。
タイヤに吹き付けたP8コートを塗り伸ばしていきます。
多めに吹き付けておくと写真のように力を入れずに簡単に仕上がります。
スポンジのお尻の方を持って、撫でるだけです。
P8コートが少ないとスポンジでゴシゴシする羽目になり、すぐにスポンジがボロボロになります。
そして時間もかかるし仕上がりもムラになりやすいです。
タイヤが終わったら、次はホイールです。
P8コートを噴き付けて少し時間が経って、汚れにP8コートが染み込んでいます。
まずはP8コートがたっぷり染み込み使い込んだ綿タオルでざっくりキレイにします。
真っ黒く使い込んだ綿タオルは、こういう時に大活躍します。
P8コートを噴き付けただけの状態。
綿タオルでザックリ拭いた状態。
綿タオルでザックリ拭いた後、P8コートが乾いてくると写真のように白く汚れが浮いてきます。
今度はあまり使い込んでいない乾いた綿タオルで拭きます。
ゴシゴシ力を入れる必要はありません。
そうするとこのようにキレイに仕上がります。
これを順番に繰り返していきます。
どうしても汚れがひどい時はP8コートを直接吹き付けてもいいし、
こんな感じで綿タオルにP8コートを少し垂らして拭いてもオッケーです。
そして最後にあまり使い込んでいない乾いた綿タオルで仕上げ拭きします。
どうしても手や指が入らない部分もあります。
こういうところには歯ブラシを使います。
汚れが酷ければ歯ブラシに2~3滴くらいP8コートを付けたりします。
ゴシゴシする必要はありません。
実際に歯を磨いている感じで優しくやりましょう。
それでも汚れが落ちない場合はP8コートをもう少し付けてやってみましょう。
細かい部分の、汚れを含んだP8コートを拭く時に活躍するのがこれ。
竹串です。
商品購入時にお付けしています。
竹串に綿タオルをクルっとまいて、、、
細かいところに突っ込んでフキフキするわけです。
今までに付いたキズはしょうがないとしても、だいぶ汚れが落ちましたね。
指が入るとしても歯ブラシでやった方がキレイに早く出来ることもあります。
細かいところに指を入れるとゴチゴチ当たって痛くなりますから、
竹串を有効利用しましょう。
こんな感じで黒い鉄ホイールが仕上がりました。
タイヤの部分はもう少し時間が経つとムラがなくなり、落ち着いたツヤになります。
30分前はこんなに汚れていたのが嘘のようです。
黒色塗装のホイールを超接近して撮影。
もともとあったキズはしょうがないですけど、磨きキズが全然ないのが分かると思います。
ツヤッツヤの黒色になりました。
ホイールを磨き終わったら、、、
ホイールキャップを元通りにはめます。
一か所だけ叩いてはめるのではなく、何か所か別々の部分を少しずつ叩きながら入れるのが良いと思います。
あと、エアーバルブの切り欠きがある場合はちゃんと合わせて下さいね。
最後にホイールキャップを拭き上げます。
フロントなのでブレーキダストでうっすら汚れています。
普段からP8コートで仕上げていますので、今日は乾いた綿タオルで乾拭きのみ。
P8コートの保護膜効果で、綿タオルで撫でるだけでスルっと汚れは取れます。
ホイールキャップから覗く、黒い鉄ホイール。
このタイプは経年でホイールが白っぽくなりますが、2003年式とは思えない黒さになりました。
P8コートの保護膜効果で、手触りがツルツルして気持ちいい。
P8コートだけで汚れ落としとツヤ出しをここまで出来ます。
写真を撮りながらで30分程度ですので、施工に集中すればもっと早くできます。
一度キレイにしてしまえば、定期的なメンテナンスに5分も掛かりません。
P8コート(業務用)は、タイヤホイールへの吹き付けに霧が非常に細かく出るのでおススメです。
専用スポンジと竹串と綿タオルが付属していますので、あとは軍手をご用意ください。
力も専門知識も全く必要ありません。
P8コートを使って、いかに力を入れずにやるかがキレイに仕上げるコツです。
誰にでも出来ます。