ジャイロキャノピー ボロボロで曇ったスピードメーターのプラスチックレンズを磨く
ジャイロキャノピーのスピードメーターのレンズ。
何をどうしたらこうなるのか、キズだらけ、曇りまくり。
これを研磨剤やコンパウンドを使わず磨いていく。
プラスチックレンズの曇りはピッチレスコートで磨く
ピッチレスコートをひと振り。
本当は1/3くらいでも十分なんですけど、施工中の写真が分かりやすいようにこうしました。
ゴシゴシはしませんよ。
かる~くスポンジが潰れる程度の力加減で、たてよこ円を描きます。
施工している最中、青い塗料のようなものが付着しているのを発見。
ここで力を掛けて擦りたくなるのが、人間。
もうすでにキズだらけのレンズだから多少キズが付いてもわかりゃしない、という考えも否定はしませんが、これ以上キズを増やしたくないじゃないですか。
ピッチレスコートは、汚れをふやかして浮かせてくれます。
だから、力を掛けて取ろうとするのではなく、スポンジで擦る回数を増やして取り除いていきます。
スポンジ戻しという技
ピッチレスコート、スポンジにひと振りも付けたのはこの写真を分かりやすくするためでした。
だから曇ったように見えますよね。
この面積だったら、素材がプラスチックということもあり、1/3~1/2振りの分量で十分じゃないでしょうか。
この面がピッチレスコートを付けて使っていたスポンジ面。
裏返して使います。
こっちはピッチレスコートを付けていない面。
スポンジを潰さず、ホコリを払うような感じでサササと拭き上げます。
綿タオルで拭かなくてもキレイに仕上がります。
これが「スポンジ戻し」という技です。
ピッチレスコートを最大限無駄にせず、施工の手間を減らしてくれます。
ピッチレスコートが多く残っていて、どうしてもスポンジだけでは仕上がらないのなら、綿タオルで仕上げてください。
仕上がり 施工前後
施工する前はキズもさることながら、曇って文字盤が見えにくかったんですが、、、
深すぎるキズは消えませんよ。
ピッチレスコートは研磨剤コンパウンドは入っていませんからね。
だけど、透明度は上がってるでしょ?
加えて、ピッチレスコートの保護膜でプラスチックレンズの劣化も抑えてくれます。
ご自分のオートバイなどでも本当にこうなるのかなぁ?と思ったら、無料サンプルがありますので使ってみてご判断ください。