雪道を走るクルマのタイヤホイールを超美観仕上げする
月2回の定期的に出張洗車をご依頼いただいている、ホンダフィット。
冬用のスタッドレスタイヤにホイールごと履き替えてから2度目のP8コートでの施工。
前回の施工はちょうど2週間前でした。
どんな風に汚れているのか、どこまでキレイになるのか、見ていきましょう。
目次
雪道をバンバン走ったタイヤホイールの状態
2週間前に磨いたばかりのタイヤホイール。
ぱっと見ではそこまで汚れていないようにも見える。
でも拡大してみると、、、
かなり汚れています。
違う角度から。
どこもかしこもまんべんなく汚れていますね。
それだけ雪道を走ると汚れるということ。
スタッドレスタイヤに履き替えてから、今回が2度目の施工。
P8コートの保護膜効果によって、はたしてどれだけ簡単にこの汚れが落ちるのか楽しみです。
それでは施工していきましょう。
1.タイヤを磨く P8コートをタイヤに吹き付ける
まずはタイヤ部分にP8コートを吹き付けていきます。
このときたっぷり付けてあげることがキレイに仕上げるコツです。
タイヤのゴムはP8コートをけっこう吸います。
ちょっと多いかな?と思う分量を吹き付けても、意外と垂れたりしません。
2.タイヤを磨く P8コートをムラなく塗り広げる
次にタイヤに吹き付けたP8コートをスポンジでまんべんなくムラがないように塗っていきます。
ある意味、塗り絵をしている感覚です。
なのでゴシゴシする必要はありません。
写真のスポンジへの力加減は分かりやすくするため、少し押しつぶしていますが、実際にはもっと力を抜いて施工しています。
P8コートの吹き付けが足りていないとゴシゴシすることになり、すぐにスポンジがボロボロになります。
タイヤが仕上がりました。
少し時間を置くともう少し落ち着いたツヤになります。
ツヤツヤが好きなら、もう一度施工するとツヤが増します。
3.ホイールを磨く ブレーキダストや汚れを拭き取る
ホイールにはブレーキダストや塩化カルシウム、泥、そんな汚れがたくさん付いています。
汚れはしっかり取って、かつ、キズは付けない。
そんな磨き方をご紹介します。
P8コートがよく染み込んだ綿タオルを使います。
なければ新品の綿タオルでもOKです。
そのときは新品の綿タオルにP8コートを吹き付けて使います。
試しに右手人差し指で何度か擦ってみます。
といっても、ホント軽くですよ。
このように汚れが簡単に落ちてしまいました。
不思議ですね。
これがP8コートの保護膜効果です。
そして定期的にP8コートを掛けていけば、保護膜がどんどん厚くなり、その効果が高まります。
4.ホイールを磨く 取れにくい汚れはP8コートの力を使う
どうしても取れない汚れがあるとゴシゴシしたくなります。
だけど、、、疲れるし、キズになるし、遅いし、、、何も良いことはありません。
力を使わず短時間でキレイにする方法をご紹介します。
汚れが溜まりやすいホイールのくぼみ部分もさっきと同じように軽く拭いてみました。
ポツポツと黒い斑点の汚れが残っています。
ゴシゴシしたくなるところですが、その必要はありません。
さきほどタイヤに使ったスポンジをご用意ください。
スポンジに付いているP8コートを朱肉スタンプのようにポンポンと付けます。
そしてもう一度綿タオルでササッと軽く拭いてあげます。
ホイールのくぼみ部分の汚れがほとんど取れてしまいました。
部分的にはこんな感じで仕上がります。
力を掛けるということは何か間違えている、足りていないということです。
5.ホイールを磨く P8コートでも取れない汚れにはピッチレスコートを使いましょう
ホイールスポークを順番に磨いていくと、ピンク色の擦ったようなキズ?汚れ?を見つけました。
P8コートを付けて擦っても全く取れません。
多分クルマを運転していてポールか何かにこすったんだと思います。
これを研磨剤で削り取ってしまうのも一つの手かもしれませんが、僕は一切使いません。
研磨剤で削らず対応します。
ボディにも使っているピッチレスコートを使います。
使う量は写真にあるようにフタについた分のみです。
スポンジに白い輪っかが付いているのが使用するピッチレスコートの量です。
ピッチレスコートもゴシゴシしません。
軽くかる~く、撫でるだけ。
ゴシゴシしなくてもピッチレスコートが仕事してくれます。
2~3秒でこの通り。
P8コートでいくら拭いても取れなかった汚れが、ピッチレスコートで一発で取れました。
案外キズのように見えても汚れが乗っているだけだったということがよくあるパターンです。
ちなみにしつこい焼き付いたブレーキダストもこの方法で結構取れちゃいます。
取れない場合はピッチレスコートをたっぷり塗り付けます。
そしてしばらく放置したあと拭き取ります。
それでも取れないのは、、、何度か施工してみてそれでもだめなら諦めます。
今回は簡単に取れましたが、一度で完璧に仕上げようとすると疲れます。
楽しくラクにクルマを磨くためには、ムキにならないことが重要です。
タイヤホイールは4本あるわけで、他にもやるところはいくらでもある訳ですから。
6.ホイールハウスのケア
雪国では避けられない塩化カルシウム。
放っておけば樹脂パーツにダメージを与えます。
P8コートで潤いを与えて保護していきましょう。
やり方は簡単です。
ホイールハウス内におもいっきりP8コートを吹き付けるだけ。
ただし、タイヤの接地面には付けないでくださいね。
もし付いてしまったら、少しの間は急の付く運転は避けてくださいね。
滑ったら危ないですから。
反対側もシューシューとたっぷり吹き付ける。
このとき、色々な角度からよく覗いてください。
P8コートが付いていない部分が隠れている場合があります。
そんなときは角度を変えて吹き付けるなり、スポンジで塗り広げるなりしてください。
P8コートを吹き付けておくことで、、、
樹脂パーツを保護するだけでなく、泥汚れや雪が付着しにくくなります。
タイヤホイール超美観仕上げの完成!
足元がピカピカだと気持ちがいいですね。
引き締まって見えます。
ホイールを素手で触ると、ツルツルサラサラで気持ちがいいです。
分かりやすいように、施工前(左)、施工後(右)で写真を撮りました。
あの真っ黒い綿タオルでササッと拭いただけとは思えないでしょう。
汚れやキズが浮き出て見えるようになる「アートモード」で撮影。
ツルッツルのぴっかぴかですね。
P8コートは黒色素材専用と書かれていますのでタイヤとの相性はバッチリです。
それだけでなく、ついでにホイールにもお使いいただけます。
汚れが綿タオルで拭くだけで簡単に落ちるようにもなります。
この黒さ、輝き、手軽さを手に入れるのに、
一般用1500円(税抜き)、業務用3500円(税抜き)。
一本どうですか?
けっこう楽しめますよ。