融雪剤(塩化カルシウム)を浴びたクルマのボディを水洗いする
定期洗車のご依頼を頂いている、ホンダフィット。
オーナーの女性経営者は、静岡⇔長野を頻繁に行き来しているため、、、
クルマがこんなに汚れてしまいます。
デジカメの機能HDRアートモードで撮影。汚れがくっきり浮き上がる。
目次
ピッチレスコートの下準備、融雪剤をかぶったボディの水洗い
バケツ一杯の水洗いの基本的なやり方は、、、
をご覧ください。
今回は汚れがひどいので、ゆるく絞った綿タオルにはたっぷり水を含ませてください。
運転席側のドアの上半分を拭いたところ。
水滴がしっかり浮くぐらい綿タオルに水分を含ませるのがポイントです。
軽く拭いてくださいね。
ゴシゴシしたり、何度も同じところを往復させたりしませんよ。
想像していた通り、綿タオルは真っ黒。
雪国のクルマの汚れ方はハンパじゃない。
融雪剤はしつこい、一回拭いただけではムラムラ残る
ゆるく絞った綿タオルで一回拭き、固く絞った綿タオルで水滴を拭き取った時点で撮影。
ムラムラムラ~としたものがボディ表面に乗っているのが見えますね。
融雪剤がまだ付着しているということです。
融雪剤汚れには、ゆるく絞った綿タオルで2度拭きする
融雪剤の汚れはしつこいです。
ゆるく絞った綿タオルでもう一度拭いてみると、、、
まだ汚れも残っていましたね。
ゆるい綿タオルで2度拭きしたボディの仕上がり具合
今度はムラムラ~っとしてものがなくなり、ボディに映った空がキレイに見えます。
つまり、水道水だけで融雪剤の汚れは取れるということです。
このくらいキレイに融雪剤を取り除いてからピッチレスコートを掛けましょう。
この汚れ具合のボディを2度拭きせず、ピッチレスコートを掛けてしまうと、ボディ表面に融雪剤が余計に白く浮き上がります。
そうなるとピッチレスコートをたくさん使って融雪剤を落とす羽目になり、ピッチレスコートの量も手間も、何倍も掛かります。
融雪剤=ゆるく絞った綿タオルで2度拭き、と決め付けているわけではありません。
要は、融雪剤等の汚れがボディにキズを入れることなくキレイに取れればいいんです。
3度拭きする必要がある場合もあるかもしれません。(僕はまだその経験はありませんが)
雪国に住んでいる方は、走るたびに相当量の融雪剤と汚れを拾いますから、その都度洗車していたらたまりません。
雪が降る前にしっかりピッチレスコートを掛けておき、雪の季節が終わったら再度ピッチレスコートを掛けていくというのが、ボディの保護と手間を考えた場合に合理的だと思います。
汚れに応じて臨機応変に。
では。