サイドミラーやドアノブから黒い筋が垂れる原因とその対策について
洗車しても洗車しても、雨が降るたびに黒い筋が垂れる。
洗車相談をしている中で、このことに諦めを感じているお客様が非常に多いように感じました。
とお伝えすると
そんなやり取りがいつもの定番です。
新車のころは全然付かないのに、気が付いたらいつの間にか付くようになっているのがこの黒い筋。
ドアミラー、ドアノブ、特にこの2点の下に激しく付きやすいように思います。
トイレ掃除をサボった時に付く、黒い輪っか(サボったリング)みたいですね。
洗車をしても次の日に雨が降れば黒い筋が出来ていた、なんて話しもよく聞きます。
特に白いクルマでは目立ちますよね。
黒いクルマでは、逆に白っぽく汚れますね。
この黒い筋ってなぜ起きるかご存知ですか?
僕がバケツ一杯の水洗い洗車をしているクルマはこの黒い筋がまず起きません。
黒い筋が起きていたクルマもバケツ一杯の水洗い洗車に切り替えていくと、徐々に発生しにくくなっていきます。
そして、起きてしまった黒い筋はピッチレスコートで容易に取り除けます。(長期間の放置で塗装が侵食されていなければ)
このように評価して下さるお客様がおりますが、僕はピッチレスコートのお陰よりもバケツ一杯の水洗い洗車のお陰だと考えています。
細かい理屈は分かりませんが、多分、、、
- 部品と部品の隙間にシャンプーやワックスなどの残留成分や汚れが溜まり、それが雨で流されること
- ゴムの加水分解等を原因とする成分色素の流出
- 上記汚れに対して、空気中の汚れがさらに付着する
で黒い筋が出来るのではないかと推察しています。
間違いなく言えるのは、シャンプー洗車をすると黒い筋が付く。
状況証拠とはいえこれが事実です。
うちの親が乗っているニッサンノートですが、1か月洗車していない状態を撮影しましたが黒い筋は全くと言っていいほどありません。
このクルマは去年の7月ごろ納車されて今年から僕が洗車しているクルマですが、去年の間は親が自分でシャンプー洗車していました。
なので若干黒い筋があると言えばあるような、無いと言えばないようなそんな状態ですね。
抜粋:静岡(静岡県)の過去の天気(実況天気・2019年01月) – 日本気象協会 tenki.jp
ちなみに2019年1月の静岡県静岡市は3回ほど雨に降られています。
それでも黒い筋は確認できない状態です。
同じ静岡市内のもう少し年数が経ったクルマ(2年ほど)では、、、
いつも動画撮影に協力していただいているお客様のクルマ(月2回洗車)です。
ときにはお互いの都合や天気の都合で月に1回の洗車になることもありますが、黒い筋が起きたところを見たためしがありません。
僕が今現在ベストだと思っているクルマの美観維持は、バケツ一杯の水洗い洗車とピッチレスコートの組み合わせです。
もし黒い筋でお困りの方は騙されたと思って一度取り組んでみてはどうでしょうか。