静岡市曲金在住 Tさん ホンダS660 ボディフル仕上げ
僕は超高級車を磨くことを仕事にしているんだけど、
今回はお客さんから「自分の愛車を自分で磨きたい」という要望
があったので
「じゃぁ一緒にやりながら教えましょうか」と提案したら依頼が来た。
ということで、、、
「出張洗車道場」
の名目でお邪魔してきました。
静岡市曲金在住のTさん ホンダ S660
買ってから2年半くらい、走行距離1万キロとのこと。
ほとんど汚れてないんですけど。。。
奥に見えるのはカワサキのZ2。
お客さんは、サーキットの狼とかそういう世代。
車も、
ロータス ヨーロッパ
ポルシェ911 964
ロータス エリーゼ フェーズ1
で、現在のホンダS660。
車好きの人だから、目も厳しい。
そういう人に信用してもらえているのは正直うれしい。
期待にお応えして、期待以上の仕上がりにしますよ。
それにしても、スゴくキレイ。
屋根が付いているところ(カーポート)にあるのと、普段から水拭きしているとのこと。
今まで触ってきたお客さんのクルマで、仕上げる前にこんなにキレイなのは初めて。
キズもほとんどない。
クルマを大事にしているのがよく分かる。
それでも、、、
こういうエンブレムのところ、汚れが溜まるんだよねー、、、
樹脂パーツの隅の汚れとか、手が入らんもんね。
キレイだからこそ、こういう隅の手が入りにくいところに目がいく。
あと、新車納車時にオプションでなんとかコートというのを掛けていますが、ピッチレスコートはそうしたコーティングの保護にもなりますよ。
僕は車体の右半分を、お客さんは左半分をやっていきました。
はじめてでも、こんなツヤが出せるようになります。
それがピッチレスコート。
いつもは住まいやお店の窓ガラスに使う「窓ガラスコート」ですが、
実は車の窓ガラス用に開発したものなんです。
当然今回も車の窓ガラスに使いました。
お家の映り込みのくっきり感がヤバいですね。
ツヤッツヤでしょ?
ぴっかぴかでしょ?
そして触った時のツルツル感もヤバいですよ。
「同じ道具を使っても、やっぱりプロが磨いた方がツヤがいいねぇ~」
こんなうれしいお言葉を頂きました。
まぁ、そんな難しいことではなくて、ホントちょっとしたコツがあるんですよ。
はじめてピッチレスコートや窓ガラスコートを使う時に
・たくさん使いすぎる
・力を入れすぎる
この2つの間違いを誰もがします。自分もはじめそうでした。
カー用品店に売っているワックスの要領でやってしまうんだと思います。
簡単すぎるので、教えないと逆にちゃんと出来ない
だから商品を売るだけじゃなくて、使い方も惜しみなく教えていくんです。
沢山使っても意味はありません。
ムラになったり、仕上げるまでに時間がかかったり、疲れるし、いいことはありません。
プロですから出来て当たり前ですが、お客さんが自分の手でこのツヤを出せれるというのが
「愛車を大事にするやり方を見つけたー!」って感じで
喜んで頂いています。
あー、ヤバイ。いつまででも眺めていたくなる。
最近のクルマに多い、こうした透明のプラスチック。
これも塗装面と同じようにピッチレスコートでキズを付けることなく、仕上げます。
定期的にピッチレスを掛けていけば、10年後でも20年後でも黄ばむことはありません。
ムラになっているところがあったので、専用タオル(綿タオルでもOK)でふきふきの図。
今回はボディーを仕上げるのを教えながら一緒にやっていくのがメインだったので、細かいところは次回に持ち越し。
お客さんご自身でも普段メンテナンスするために、ピッチレスコートと窓ガラスコートをご購入いただきました。
合わせて税込み3,240円。
ちっちゃい車だから、何回洗車できるか分からないくらい使えます。
使ってみて納得できたものを購入することが出来る。
こんな当たり前のことをこれからも当たり前に提供していきたい。
また1週間くらいしたら顔を出すので、今度は細かいところのお手入れ方法教えますね。