ポルシェケイマン 車内簡易清掃、ピッチレスコートを掛けるべきところ
車内の簡易清掃にはP113を使っていくんですが、
その前にピッチレスコートを使って保護膜を作った方が良い素材があります。
ちょっと綿タオルで擦っただけでキズになるからです。
ツヤツヤの黒いプラスチック部品は特にキズになりやすい。
(写真はうちのオカンのアリオンですが)
すでにキズが付いていたとしても、これ以上増やしたくない。
または、キズが見えなくなったらいいのに。
そこで登場するのがピッチレスコートです。
普段はボディに使うものですが、車内にも使えるところがいっぱいあります。
では、取り掛かっていきましょう。
目次
ピッチレスコートの使う分量
ピッチレスコートのフタに付いている分量で十分です。
これをピッチレスコートの「点付け」と言います。
場合によってはこれでも多いくらいです。
間違ってもピッチレスコートをひと振りしないように。
分量が多すぎて拭き上げるのが大変なことになります。
ピッチレスコートのスポンジの下準備
点付けしたピッチレスコートをどこか適当なところでスポンジに馴染ませてください。
ヘッドライトで馴染ませたり、
手近なサイドステップでも出来ます。
スポンジで撫ではじめたばかりでは、ピッチレスコートがこのように付きますね。
これを力を抜きながらもう少し撫でて上げます。
そうするとスポンジに付いたピッチレスコートの輪っかが薄くなります。
実際もう少し輪っかが見えるくらいでも大丈夫ですよ。
スポンジへの馴染ませに使用した部位は、ご覧のようにムラが残りません。
スポンジに力を入れずに動かすのがコツです。
塗装部分への施工
とにかく力を入れず、スポンジを潰さず、サーっと撫でるだけです。
スイッチ類に施されたメッキ部分
ここも同じ。とにかく力を入れず、スポンジを潰さず、サーっと撫でるだけです。
艶消しのプラスチック部品には触れないように気を付けます。
エンブレムなどの金属やメッキ部分
とにかく力を入れず、スポンジを潰さず、サーっと撫でるだけです。
特別汚れていたらもう少しピッチレスコートを付けるなり、P113で拭いてしまってもいいわけです。
一度もピッチレスコートを掛けていない塗装部分に水アカ汚れが付いていた場合の対処方法
車内の簡易清掃をしていた時に、見つけました。
多分、ウェットティッシュで拭いたとか水拭きしたとかだと思われる、水アカ汚れ。
横一線にブワーっと付いていますね。
ちょっと指で擦ったり綿タオルで拭いたくらいでは取れない汚れでした。
まだ一度もピッチレスコートを掛けていないクルマだったので、ピッチレスコートで汚れ落としと保護膜を兼ねて施工します。
一点付けのさらに半分の分量で対処します。
軽く軽く撫でるだけ。
どうですか。
水アカみたいな汚れ、取れましたね。
そして、このツヤ。ピッチレスコート様様です。
次回以降の清掃の仕方
一度、ピッチレスコートを掛ければ保護膜が出来ます。
次回、車内の簡易清掃時にはP113で拭いていきましょう。
半年に一回とか、一年に一回とか、ピッチレスコートを掛けるのはそんなペースでオッケーです。