マイティ3とピッチレスコートの違いについて
唐突ですが、、、そもそも僕は商品比較や他社の商品レビューのようなことはあまり好きではありません。
何を使うかも大事ですが、どう使うかも大事。
という信念のもと、
商品ごとに、適した症状、適した使い方、があるはず。そして使う人の嗜好もあります。自分が比較評価のレビューをするのはメーカーさんに失礼な感じがするし、おこがましくさえ思う。
そう思っているからです。そして知っている人は知っている例のトラブル(齊藤〇美装潰し)の件。
そうした事情があってブログではあまり触れずに来ましたが、、、
マイティ3とピッチレスコートって何が違うんですか?
というお問い合わせをマイティ3発売以降、毎日のように受けています。このブログ記事を公開した4/4は取引停止を言い渡された一周年記念ということもあり、一つの区切りとして記事にしようと思った訳です。
わざわざ僕にお問合せせずとも情報が得られるようにしようと思います。
それでも電話などで問い合わせは来るのでしょうけど、来たら来たでちゃんと対応しますよ。(これまでと同様に個別対応はきちんとします)
目次
- 1 なぜマイティ3とピッチレスコートのことについて僕は言及できるのか?
- 2 ピッチレスコートの取り扱いを辞めた理由
- 3 マイティ3とピッチレスコートの比較
- 3.1 齊藤○美装がマイティ3とピッチレスコートを忖度なく語ります
- 3.2 汚れ落ちについて
- 3.3 キズの隠れ具合について
- 3.4 ムラになりやすい・油っぽくギラつきやすいについて
- 3.5 粉っぽくなりやすさについて
- 3.6 水弾き(撥水)について
- 3.7 滑り感について
- 3.8 成分について
- 3.9 容器について
- 3.10 上手く仕上がらない場合について
- 3.11 純粋に商品としてマイティ3とピッチレスコートを見た場合、どっちを選ぶか?
- 3.12 アマゾンでの非常に参考になるカスタマーレビュー
- 3.13 アマゾンでの同様の質問に対する、使用したお客様の回答
- 3.14 番外編:オートバイの風防スクリーンに施工する場合を考える
- 3.15 消費者視点での第三者的アドバイスとか、忖度なく語るとか言っといて、、、何ですが。
- 4 論より証拠、確証を得るには無料サンプルのお申込みを。
- 5 最後に
なぜマイティ3とピッチレスコートのことについて僕は言及できるのか?
以前、ピッチレスコートを使って洗車サービスを行い、ピッチレスコートの販売までやっていたからです。
それぞれに本気で取り組んできましたので、YOUTUBE動画やブログ記事などでもたくさん情報発信してきました。
『ピッチレスコート』無料サンプルWAXお試しのおすすめ
ピッチレスコートが「どのくらい持つのか?」の耐久性についての見解
洗車のプロが考える、「コーティング」とはそもそも何のためにあるのか?
コーティングによる「汚れが付きにくい」はある意味ウソ、本当は「汚れを〇〇しやすい」が正確な表現です
これらは消さずに未だ残しておいてあります。現在ピッチレスコートの取り扱いを辞めていますが、お客様の中にはまだ使っている方がいらっしゃるからです。
アマゾンでは大手メーカーを抑えてワックス部門1位を何度も取ってきました。
小売りという業態にはじめて取り組んだ事業でもあったので、この出来事が僕にとって大きな自信にもなりました。
その爆発的に売れるようになったきっかけのこのYOUTUBE動画も僕が発信したものです。(2020年4月4日現在で705,754回再生、他にも1万再生を超える動画が多数)
YOUTUBE動画を作ることも初めての経験だったので(というかネットを使った仕事自体はじめての経験)、これまでに培った仕事に対しての考え方が他の分野でも受け入れてもらえるんだと思いました。
そのピッチレスコートを自分でも使ってきて、ピッチレスコートを使うお客様からの問い合わせに答え続けてきて、
もっとこういう風であってほしい!
そう思って作ったのがマイティ3です。
ちょっと使ってみての感想ではなく、両方ともとことん使い倒しています。
そこまでの経験をもった人間の話しに興味があれば読み進めて下さい。
齊藤〇美装って何者?って思った方は僕のプロフィールをご覧ください。
しかし、僕のことを信用できないのであれば僕の記事に価値はありませんので「そっとじ」でお願いします。
ピッチレスコートの取り扱いを辞めた理由
ピッチレスコートの話しをしようとすると必ず出てきてしまうのが
なぜ齊藤〇美装はピッチレスコートの取り扱いを辞めたのか?
の件についてです。
月商200万円を超えてもなお上り調子を誇っていたピッチレスコートですが、
とお客様にしては何の前触れもなく突如取り扱いを辞めました。というか辞めざるを得ませんでした。
詳しい事情は上記リンク先に譲りますが、三行で簡単に説明すると
自衛手段(一斗缶で仕入れて自分で正しく計量し小分け販売)を取っていたら、
いきなり実家まで押し掛けてきて取引停止と在庫引き上げを強行された
ということです。
この一件を取り繕うためなのか「ピッチレスコートの表記は200mlにするけど実際は220ml入っていてお得ですよ」と言い出す始末。(ボトルは200ml容器のままで、です)
https://i.imgur.com/4mtQFRI.png
https://i.imgur.com/TobWfFF.jpg
https://youtu.be/pIJJ6KZHhuI
そしてアキカーウォッシュサービスの大原さんや細野美装さんや高田美装さんからのありもしないことでの誹謗中傷は2020年4月現在も続いています。
僕からすればマジで意味不明です。
信じる信じないはお客様一人一人にお任せします。
この出来事があった時に、一生忘れられない事も同時に起きました。
それはお客様からたくさんの電話、メール、ライン、YOUTUBEコメント等で励ましや新商品取り扱いの要望、さらには様々なアドバイスなどを頂き、非常に元気付けられたことです。
何を買うかも大事ですが、誰から買うかも大事
このことは頭では分かっていたことですが、身を以て経験させて頂きました。
この一件が起きた当初のYOUTUBEコメントは公開されていますので、その時のやり取りを見ることが出来ます。
https://youtu.be/jvVP-el8gwI
https://youtu.be/20SO4sN0rqA
沢山のコメント、高評価を下さった方、この場をお借りして再度お礼申し上げます。
精神的に弱っているときに応援してくれる人がいたこと、自分が価値ある存在なんだと気付かせてくれたこと、本当に感謝しています。嬉しかったです。ありがとうございました。
この経験があってからというもの、似たような境遇を持ったお客様と洗車にとどまらないお話しをするときがあります。それは僕がしてもらったように、
必ず味方は存在するし、自分は価値ある存在なんだ。
と気付いてほしいと思っているからです。真面目にコツコツ頑張れる人は尊い存在です。
この一件があったからこそ、新たなご縁が生まれ、マイティ3を生み出す原動力になりました。
- アキカーウォッシュ大原さん(ピッチレスコート製造元)
- 細野美装さん(ピッチレスコート次期後継者)
- 高田美装さん
- 笠井工房さん
- サザンクロス杉山さん
今となってはこのピッチレスコート関係者には感謝さえしています。
終わりよければ全て良し !
マイティ3とピッチレスコートの比較
商品比較や他社の商品レビュー的なものをあまりしない僕ですが、それでも記事にしようと思ったのも、
僕のそんな考えも僕の身に起きた出来事も、お客様にはぶっちゃけ何の関係もない。
純粋に疑問に思ったことを聞いているだけ
だからです。
それに対して僕の立ち位置で真摯に答えるには、、、
商品には罪はない
という考えの元、消費者視点での第三者的アドバイスとなるように解説していくことだ思います。
例のトラブルのいち当事者である僕はある意味ではこのテーマにそぐわない人間ではありますが、出来る限り頑張って解説します。
齊藤○美装がマイティ3とピッチレスコートを忖度なく語ります
ピッチレスコートの至らない部分を改善するという目標を掲げてマイティ3を作った経緯があります。
なのでピッチレスコートの性能を基準にして、マイティ3はどう違うのかという書き方で進めていきます。
ワックスやコーティングには仕上がりの5大不満点というのがあります。(僕が勝手に考え出しました。)
- 汚れの落ちが悪い
- キズが隠れない
- ムラになりやすい
- 油っぽくギラ付きやすい
- 粉っぽくなりやすい
どんな商品を購入しようともこのどれかに不満が出て、
もっといい商品はないのかなぁ。。。
と彷徨うのではないでしょうか。
あとは好みの問題として、ツヤ感、施工後の滑り感、水の弾き方、などがあります。
これらを一つ一つ取り上げていきます。
汚れ落ちについて
ピッチレスコートもマイティ3も同様の汚れ落ちが期待できます。なので汚れの落ち方だけを比較してどちらを選ぼうと考える人はまずいないと思います。
ピッチレスコートは強い有機溶剤臭からも分かるように(僕はそこまで気になりませんが)有機溶剤に頼った汚れ落としをしているように思いますが、マイティ3は有機溶剤の量を出来る限り減らし界面活性剤との合わせ技で汚れを落とします。
キズの隠れ具合について
キズ隠しに関しては、ぶっちゃけピッチレスコートの方がわずかに上です。ですが塗り分けて比較しないと分からない程度だと僕は思います。
キズの隠れ方のみを優先して他はどうでもいいと考えるなら、ピッチレスコート一択です。
私見ですが、マイティ3のその他の優位性を捨ててまでキズの隠れ方を優先するのか、という疑問が沸くほどに、その他の要素が大きく違います。
ムラになりやすい・油っぽくギラつきやすいについて
大きな違いがムラと油っぽいギラツキです。
ムラについては、ピッチレスコートは非常に癖があると言わざるを得ません。ムラを消せたと思っても少し遠くから全体を見ると消し切れていない場合がよくあります。そうなると全体をもう一やり直しです。
マイティ3ではそれがスゴク簡単に消せて、ムラが残りにくいです。
マイティ3ではこの動画のようにかなり無茶苦茶なことをしても簡単にリカバリーできます。ピッチレスコートで同じことをやると大変なことになります。
油っぽくギラつくとはこういう状態のことを言います。
いかにも何か塗りました的な仕上がりでは「ちょっとみっともない」と思っています。
ピッチレスコートでこのギラツキをきっちり仕上げるには、丁寧に育て上げたスポンジが必須になります。ですが、、、
ギラツキのない仕上がりにしたいだけなのに、なんでいちいち時間を掛けてスポンジを育てないといけないのか?
こう思っている方が少なからずいることも事実です。
スポンジを育てるという行為自体は洗車の楽しみ方の一つだとは思いますが、それを楽しみと捉えるのか面倒と捉えるかは全てお客様次第です。(少なくとも「楽しめ」と押し付けられるものではない)
僕がマイティ3を生み出そうと思ったのも、このムラやギラつきのクセをどうにかしたかったからです。
このムラやギラツキ、やっかいなことに環境によって見えたり見えなかったりします。
環境における見え方の違い | ムラ | ギラツキ |
日陰(ひかげ) | 見える | 見えない |
日向(ひなた) | 見えにくい | 見える |
見えない環境下では、プロの僕でさえもほぼ見えないんです。
その見えない環境下でも粗なくキッチリ仕上げようと思うと、
- そもそも見える環境下にクルマを移動する
- 光源を用意する
- 僅かな光源しかなかったとしてもそれを頼りに頑張ってチェックする
- ムラやギラツキそれぞれが見える環境下で仕上げた時の施工を記憶しておき、見えない環境下でも同程度の施工を実行する
こういう工夫が必要になってきます。しかも洗車している時はキレイに仕上がったと思っても、実際にはちゃんと仕上がっていない場合があります。それに気付くタイミングとしては、、、
- 同じ場所に駐車していても、ちがう時間帯に確認した場合
- 蛍光灯が沢山ある場所に行った場合(スーパーの駐車場とか)
- 水銀灯のある場所に行った場合(スーパーの駐車場とか)
- 止まって見るのではなく、クルマのまわりを動きながら見た場合
ようは「違う光の当たり方をしたとたんに粗が見えてしまう」ということです。
ムラになりやすい、油っぽくギラ付きやすいというピッチレスコートの特徴(クセ)は洗車の上で非常に足枷となっている。
散々使い倒した上で、僕はそう結論付けました。
はじめて整髪料を使った中学生のような、そんな初々しさを感じさせます。
齊藤〇美装の洗車がヘタクソなだけでしょ!
そういう意見もあるということで甘んじて受け入れますが、それは僕だけでなくお客様からの困りごととして相談が来ています。
頑張って施工してキレイに仕上がったと思ってたんですが、違う環境にクルマを持って行ったら恥ずかしくなるくらいに油を塗ったようなギラツキが残っていたんです。
それなりのテクニックと育て上げたスポンジ次第でムラもギラツキもある程度抑えれはします。そうしたテクニックを情報発信もしてきました。しかし、ピッチレスコートを買ったお客様の中にはそれが出来るようになる方となかなか出来るようにならない方がどうしても出てしまっていました。
ピッチレスコートは誰でも簡単に施工できるという謳い文句のはずなのに、プロの僕でさえも苦労するとあっては、、、
一般の方に売っていいものなのか?
そう思わずにはいられなくなりました。
僕が非常にジレンマを感じた点はここです。
なかなか仕上がらないとなると人間は、施工中に不要なチカラを入れたくなったり、段々と雑になったり、イライラしたり、そんな心当たりがある方も結構いるのではないでしょうか。(僕もその一人)
特にトヨタの202ブラックやレクサスの212ブラックなどに代表される、仕上げるのが難しい塗装色ではそれがより顕著です。それは黒色だけでなく、黒に近い濃い色の塗装色、赤青黄色などの鮮やかな塗装色も塗装の粗が見えやすく、またガラスコーティングがしてあると余計に粗が目立ちやすくなる傾向があります。
逆に白やシルバーだと分からない人には分からないです。粗が目立ちにくい色だからです。一般に言う「キズや染みが目立ちにくい色」というやつです。
と、ここまではムラや油っぽいギラツキというピッチレスコートのクセのお話しでしたが、、、
マイティ3では普通に拭き取りしていればギラつくことはまずありません。
この動画で知ってほしいのは、ピッチレスコートと比較していかに塗り込みや拭き取りの回数(つまり擦る回数)が減っているのか、ゴシゴシとチカラを入れずに施工しているのかをご覧ください。
ちなみにこのクルマはYOUTUBE動画でよく出てくるマツダデミオです。(ディープクリスタルブルーマイカという色だそうです)ムラになりやすく仕上げるのが難しい部類に入ります。それをこんなに簡単に仕上げられるのがマイティ3です。
ワックスやコーティング商品にありがちな、ムラになりやすさ、油っぽくギラ付きやすさ。色々な商品を使ってこられた方はご存知だと思いますが、どの商品も程度の差はあれど大抵これらの不満が起きます。つまり商品づくりの上でこのデメリットをいかに抑えるか、どのメーカーも非常に苦労している点だと思います。
洗車初心者の方にも安心して手に取ってもらえる、プロにも満足してもらえる、そしてピッチレスコートを超えたと宣言する上で乗り越えなければならない壁でした。
その扱いやすさは、仕上げるのが難しいと言われる202ブラックや212ブラック、硬化型のガラスコーティングが掛けてあっても、大した労力なく一切のムラや油っぽいギラツキなくキッチリ仕上げられるほどです。
ピッチレスコートの時よりもっとキレイに仕上がって、施工時間も半分になりました。
という感想を頂くことも多く、洗車を仕事にしているプロの方からも、
非常に手軽に施工できて、キレイに仕上げられるので、助かっています。
という声をよく頂きます。
キレイに仕上げるまでの擦る回数を減らせるというのは、単に施工時間短縮というだけでなく余計なキズを増やさないためにも必要不可欠な要素です。
粉っぽくなりやすさについて
ムラもギラツキも何とか出来たとしても、今度は施工中にスポンジからポロポロこぼれる粉が鬱陶しい、、、なんて不満もよく耳にしました。
- スポンジの管理方法
- 軍手の着用による汚れや余分なピッチレスコートの吸着
- 一度に付けるピッチレスコートの量の調整
こうした工夫である程度は対処可能ではあります。
ですが、これも出来る人と出来ない人が出てきてしまいます。
僕はここでも非常にジレンマを感じました。
こうした配慮をしなくても、粉っぽくなりにくいようにしました。
ちなみにマイティ3では、施工する前にスポンジを少しパンパンパンとはたきさえすれば、施工中に粉っぽくて鬱陶しいということはあり得ないほどに、粉の発生が最小限です。ピッチレスコートで同じことをしても同じようにはいきません。いくらでも粉がボロボロ出ます。
水弾き(撥水)について
水の弾き方は、マイティ3もピッチレスコートも洗車しやすさを考えて「その場にとどまる撥水」となっています。
これはバケツ一杯の水洗い洗車との相性が非常に良いです。
水滴がなるべくその場にとどまってくれると何が良いのかというと、隙間に水滴が入ってしまうことを防ぐからです。隙間に水滴が入ってしまうとスポンジでワックスを塗り込む際に水滴がスポンジに付着してしまい、施工が煩わしくなります。
撥水の持ちについては青空駐車という環境下での僕の経験則をお話しします。
ピッチレスコートはおおよそ1か月ほどで撥水の水玉がベチャっと潰れるくらいに弱くなってしまいました。(一般的なワックスやスプレータイプの簡易コーティングと同程度ということです)
マイティ3はおおよそ2ヶ月経っても撥水の水玉がわずかに崩れたのかな程度に保っていました。
ただし、撥水が持ったからといっても汚れが付着することに変わりはなく、洗車を先延ばしにしていい理由にはなりません。
あくまで洗車しやすさの目安です。
滑り感について
マイティ3はめちゃくちゃ滑ります。
塗り分けを行った際に、どちらがマイティ3でどちらがピッチレスコートなのか、目隠ししても分かるほどに滑りが別物です。
一番分かりやすいのは、仕上げた後に綿タオルで撫でてみることです。
僕は昔気に入って使っていたこともあって、ウチダスーパークロス(特殊な織り方がされた綿タオル)で撫でています。今は滑り感の確認用タオルとして使っています。
滑り感の確認には綿タオルを使用するのが一番分かりやすいです。
よく分からない。。。
ということであれば、
- 汚れが取り切れていない
- 拭き取っている最中
- ボディが見た目以上にダメージを受けていてガサガサ
そうとしか思えないほどに、良く滑ります。
ちなみにピッチレスコートには上のバージョンがあることをご存知でしょうか。
- ピッチレスコートW1、W2、W3(税込6,600円)
- ピッチレスコートW02(税込13,200円)
- ピッチレスコートスーパーW(税込19,800円)
- ピッチレスコートプレミアコート(税込55,000円)
2020年4月4日の時点では、内容量100mlでこの販売価格でした。
プレミアコートを10年ほど前に購入したときは一万円しなかったのに、なぜ今はとんでもない金額になっているんですか?
こんなお問い合わせが僕のところに月1回ほどのペースで来ますが、僕に言われても分かりません汗。
僕が言いたいのは、、、
ピッチレスコートの最上位バージョンを気に入っていた方でさえ、マイティ3の滑り感や仕上がりを気に入って切り替えている。
という事実です。
嘘か本当か、どうぞお試しください。
成分について
マイティ3とピッチレスコートは成分的に何が違うんでしょうか?
という問い合わせをときどき頂きます。
申し訳ないのですが、ピッチレスコートの成分については商品ラベルに書いてある以上の詳しいことは僕には分かりません。
またマイティ3開発時、ピッチレスコートを成分分析に掛けた調査もしていません。
ピッチレスコートを使ってきて感じた不満点を解消した商品を創る
この一点を目指してマイティ3を開発しました。
使い方はほとんど同じではありますが、似て非なるものとお考え下さい。
ピッチレスコートの成分が本当のところ何なのかはよく分かりません。だからマイティ3との違いも答えようがありません。
昔、静岡県工業技術研究所の化学材料科長で理学博士の方に、ピッチレスコートを持ち込んで色々とお話しを聞かせてもらったこともあります。そこで言われたことは、、、
シリコン強化樹脂なんてものはないし、油脂系第2溶剤なんてものはないです。なんですか、この商品?
と言われ、それ以上話しが続けられなくなり、なんだか恥ずかしい気持ちになり、大した収穫も得られないまま帰ったことがありました。
その上で聞きたいことがあれば、お問い合わせ頂いて構いません。
ただしピッチレスコートに関しては、現販売者や製造元に直接お問い合わせください。
カー用品を購入する際に、成分を非常に気にされる方がいます。
書くべきことはラベルに書いてありますが、乱暴な言い方かもしれませんが結局のところ、
使ってなんぼ。
ではないでしょうか。
だからこそ、無料サンプルでお試しが出来るようにしています。
容器について
ピッチレスコートを取り扱っている時から、様々なメーカーの様々な容器を取り寄せ使ってきました。
ボトル本体はポリエチレン(PE)、キャップはポリプロピレン(PP)という素材が一般的によく使われるため、何の疑いもなく、特別なトラブルやクレームに見舞われることなくピッチレスコートの容器として使ってきました。そこまでは良かったんです。
問題はマイティ3でも同じ考え方を取り入れたところ、キャップが破損するというトラブルに見舞われてしまいました。
試行錯誤しながら今のボトルキャップになり2020年4月4日現在で約7か月半経過しましたが、いまだビクともしていません。
最初から一発でベストに行き着くのは難しいですが、少しずつでも改善していく努力を怠るつもりはありません。
上手く仕上がらない場合について
マイティ3やピッチレスコートに限らず、どんなケミカル剤を使っていても上手く仕上がらないということはあります。
ピッチレスコートを使用していた大分昔にこの対処法を記事にしたことがあります。
マイティ3でも同じことが言えるので参考にしてみて下さい。答えを言ってしまえば、
スポンジで塗り込んだら、乾く前に速攻で拭き取る
拭き取るタイミングを意識するだけで大抵は対処可能です。
とはいえ、マイティ3はピッチレスコートよりもすぐには乾かないように成分調整してありますので、そもそもこの現象が起きにくいとは思います。
それでもキレイに仕上がらず曇ったようになったということであれば、それは塗装の状態がかなり悪いです。施工前のぱっと見がキレイというのは全く当てになりません。見た目以上にダメージを受けている場合があります。
また別の問題として、深いキズ、染み(イオンデポジットやウォータースポット、雨染み等)で塗装が陥没するほどにダメージが進行している場合。
マイティ3がどうとか、ピッチレスコートがどうとか、そういう問題ではなく、どのようなケミカル剤であっても塗るだけでどうにかなる段階を超えています。なぜなら物理的に損傷しているからです。
人間で例えれば、虫歯を歯磨きで治そうとする行為に等しいです。普通は歯医者さんに行って削ってもらう症状です。
塗装においては研磨をすることでようやく対処できるかもしれない、やってみないと分からない状態にあると認識してください。
こういう風になってしまっている方へ、次のような心当たりはないですか?
- 継続的な洗車をサボってきた
- 新車のときにガラスコーティング等をしたから、適当な水洗いもしくは洗車しなくても大丈夫だと考えていた
- 間違った洗車をして染みを付けた
より詳細なことはこちらの記事にかいてあります。
施工で困ったことや聞きたいことがあれば、一度ご相談ください。
土日祝日であっても出れる限りは出ますし、出れない場合は折り返しします。
純粋に商品としてマイティ3とピッチレスコートを見た場合、どっちを選ぶか?
ピッチレスコートの容量詐称事件をいったん忘れて、いち消費者としてマイティ3とピッチレスコートの選択肢を与えられた場合、どちらを選ぶか。
申し訳ないのですが、僕はマイティ3一択です。
洗車の仕事の上でも、プライベートで使うにしても、僕はマイティ3を選びます。
ピッチレスコートではこんなことは出来ませんし、こんな滅茶苦茶なことをしなかったとしても、こんなに簡単に仕上げることは出来ませんでしたし。
そしてマイティ3のお陰で洗車の仕事がより簡単に早く、そしてよりキレイに仕上げられるようになったのは間違いの無い事実です。
ゆっくり施工しているのにピッチレスコートよりも圧倒的に早く、しかもキレイに仕上がります。
この3つの特徴が大いに活躍しているからだと思います。
仕上げるのが難しいと言われる202ブラックでしかも硬化型のガラスコーティングが掛けてあったとしても、それほど労せずキッチリ仕上げられるというのは僕にとって非常に魅力的です。
唯一、ピッチレスコートの方がキズが隠れやすいとはいえ、比較しなきゃわからないレベルですし。マイティ3だってキズ隠れますから。
それよりも擦る回数が少なくてもちゃんと仕上がるマイティ3の方が、余計なキズを増やすリスクも減らせます。
僕はその評価をひっくるめてマイティ3を選択します。
マイティ3を選択する理由はこれまで述べた通りですが、あえてピッチレスコートを使うとしたらどう使うかについて考えてみました。
マイティ3ではどうしてもあと一歩隠し切れなかったキズを、研磨することなくどうにかして隠したい場合に使えるかも。。。(ムラ、ギラツキ、粉っぽさというデメリットに目をつぶってでも)
あえて使うとしたらそんな状況くらいしか思いつきません。
そう結論付けると「マイティ3を選ばない理由がないじゃん」と思うのかもしれませんが、僕と同じような結論を出しつつもピッチレスコートを選ぶ人だっています。
それが次で取り上げるアマゾンのカスタマーレビューです。
アマゾンでの非常に参考になるカスタマーレビュー
このレビューを書いた方は、キズ隠し効果を何よりも一番に優先するという要望の元、検証されています。
未施工、ピッチレスコート、マイティ3、とマスキングテープで区切って比較されたものを動画でアップしてくれていますので非常に参考になると思います。
マイティ3とピッチレスコートを比較して、このように感じられる方もいるようです。
ピッチレスコートの方が良いと思ったら迷いなくそれを選んだらいいんです。
何を求めているのか、それによって何を選ぶのかが変わるのは当然のことです。
アマゾンでの同様の質問に対する、使用したお客様の回答
アマゾンQ&A:ピッチレスコートを使ったことは有りますが使い方や効果は似てますか?
リンク先を見ていくとピッチレスコートの上のバージョンまで使っている方がマイティ3に切り替えられていることが分かります。また、、、
- 粉の出方が少ないこと
- 施工時間が半分になり疲れにくくなったこと
- キズ隠し効果はそれほど変わらない
- メッキの輝きが良いこと
- 耐久性が高いこと
といった感想を書いてくれています。
ちなみに僕はこれら感想について、対価と引き換えに書いてもらうことは一切していません。誰が書いたかさえも僕は分からないんです。全て善意で成り立っています。
齊藤〇美装から商品レビューをお願いしているのは、商品に同封しているこの手紙でのこのいち文だけです。
証明しようがないので信用してもらうしかありませんが。
番外編:オートバイの風防スクリーンに施工する場合を考える
以前、解体屋さんから3万円ほどで購入したジャイロキャノピーの風防スクリーンを施工したときの様子を記事にしました。
透明なプラスチックのキズ隠しは非常にピンキリです。
これはマイティ3を使おうがピッチレスコートを使おうが、同じです。以前、記事に書いたものに現在までの経験値で補足していくと、、、
- オートバイの風防スクリーンやクルマのヘッドライトに使用されているポリカーボネート樹脂という素材は、そもそもキズが隠れにくい
- クルマのドアバイザーに使用されているアクリル樹脂という素材は、キズが付きやすい反面キズが隠れやすい
- 以上の素材ごとの傾向はあってもその中でさらにキズが隠れやすいものと隠れにくいものがある
- 多少状態が酷かったとしても透明度が上がることを期待して施工してください。そのついでにキズが隠れる場合があるというのが正しい認識です。
- 古いオートバイの風防スクリーンの中には、表面の劣化にとどまらずポリカーボネート樹脂そのものが劣化し黄ばんでしまっているものもあり、その場合は黄ばみが取れないということもあります。(研磨でも対処不可)
ちなみに以前の記事の中では
「ピッチレスコートだけだと曇る可能性があるから、窓ガラスコートを重ね掛けする」
と書いてありますが、マイティ3は単体でオッケーです。
オートバイの風防スクリーンへの施工は、よりシンプルに考えられるようになりました。
ちなみに風防スクリーンにもいいですが、ヘルメットのバイザーにもオススメです。
消費者視点での第三者的アドバイスとか、忖度なく語るとか言っといて、、、何ですが。
少し時間を置いて自分の書いた記事を読み返して思ったんですが、、、
どうしても熱が入ってしまっているなぁ。。。
それだけピッチレスコートを超える商品を創ろうと頑張ったんだな、と好意的に捉えてもらえるとウレシイです。
この一件でピッチレスコートの取り扱い中止したときに、
とりあえずの代用品で洗車の仕事が続けられればいいやなんてぬるいことは絶対に嫌でした。
それだけの想いをもってマイティ3を世に出したので、熱を持って語るなというのが無理でした。スイマセン。
論より証拠、確証を得るには無料サンプルのお申込みを。
みなさんからすれば僕はマイティ3を販売する側の人間です。
言っていること、書いてあることを額面通り受け取っていいものだろうか?
そう思うことは自然なことです。
石橋を叩いて渡りたい人のために、無料サンプルのご用意があります。
ワックスやコーティングでは無料サンプルなんて普通はありませんが、僕はだからこそ逆張りで無料サンプルをやり続けています。
論より証拠、ご自身の目で確かめられるっていいですよね。
もしピッチレスコートが手元に残っているのでしたら、使い切ってしまう前にぜひお申込み下さい。
ピッチレスコートが手元になく一度も使ったことがない方は、販売者から無料サンプルを取り寄せたらいいです。(僕はもう扱っていませんのであしからず)
塗り分けて比較検証してみたら楽しいですよ。
お客様にとって僕という存在は、困りごとを解決するためのいち手段であって、要不要の判断をスマートに出来るようにするお手伝いさんなんです。
これを乗り越えたのちに僕が持つ手段を選んでもらえてはじめて売上が立ち、喜んで使い切ってもらってその売上が確定する。理想論と嘲笑されようと僕はこのように考えています。
最後に
マイティ3とピッチレスコートの違いについて、思いつく限りのことを書いたつもりですがどうでしたでしょうか。
マイティ3を購入することにならなかったとしても、それはそれ。
お客様自身にとって何が一番良いのかの判断にお役に立っていればこの記事を頑張って書いた甲斐があります。
もしここに書いてあること以外にも聞いてみたいこと分からないことがあれば、遠慮なくご連絡ください。
***懸念事項***
ピッチレスコート関係者が僕の記事を見ていると思われます。
彼らは僕を締め出し潰そうとする目的で、ありもしないことでの誹謗中傷を繰り返してきた過去があります。
この記事に対して何らかのアクションを取ってくることも考えられます。
僕は自分の身を守る意味でも、起きた出来事に対して情報公開を徹底していくつもりです。ただ、そこで僕がどのように情報発信していくのか、その姿勢も同時に見られていることを忘れてはならないと思っています。
他人を不快にさせるだけの(自称)正義の味方にだけはならないようにします。