手あかホコリだらけのエレクトーンをP113・ピッチレスコート・窓ガラスコートで磨く

手あかホコリだらけのエレクトーンをP113で磨く

僕の家の客間。

部屋の隅に棚か何かが置いてあるのかと思っていたら、エレクトーンでした。

この家を新築したころからあったはずなので、かれこれ18年ほど経過しているはずです。

なので、、、

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ホコリが、、、

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手あかが、、、

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溜まりまくっているわけです。

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フロッピーディスクが使えるあたり、時代を感じさせます。

まだ売っているのかなぁ、フロッピーディスクって。

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鍵盤の上には謎の染み?

 

みなさんはこのような楽器をキレイにするときどうしているんでしょうか?

水拭きするわけにはいきませんよね。

泡立ってしまう洗剤を使うわけにもいかないですよね。

アルコールなどでは素材を傷める恐れがありますよね。

出来る限り素材を傷めず、汚れはきっちり取りたい。

だって手が触れる部分なんですから。

 

そんな希望を叶えるお手入れ方法で取り掛かってみます。

 

まずは綿タオルにP113を噴き付けて、ザっと拭く

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毎度、クルマの内装についたホコリや手あかをキレイにするのに使っているP113。

楽器に使うのは初めてではありますが、クルマとエレクトーン、使われている材質にそれほど大きな違いはないので、まったく問題ありません。

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綿タオルにシュッシュッと2回噴き付けて、

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溜まりに溜まったホコリを大まかにザっと落としてしまいます。

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あまり力を入れず、流すように拭いていきます。

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あらかた拭いたところ、綿タオルがこんなに汚れました。

 

細かいところに入り込んだホコリは歯ブラシで掻き出す

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ちなみにこの歯ブラシ、システマっていう歯ブラシです。

細かいところの汚れを軽く掻き出したいときによく使っています。

ブラシの長さと固さがちょうどいいんです。

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P113を歯ブラシに噴き付けて使っていきます。

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綿タオルでは入りずらい細かい隙間に歯ブラシを当てていきます。

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ご覧のようにカンタンにキレイになります。

 

液晶周りの綿タオルが入らない隙間のお手入れ

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他にも液晶周りの隙間がありましたが、

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同じく歯ブラシでホコリを掻き出せば、

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ご覧のようにスカッとさせることが出来ます。

 

綿タオルが入りにくい、ホコリの溜まった隅の部分のお手入れ

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綿タオルを使ってもキレイに出来る部分ではありますが、どうしても力を入れてしまいたくなります。

キズになったら元も子もないので、そんなときは無理をせず、、、

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P113を付けた歯ブラシを隅に当てがって、スーッと手前に引いていけば、

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ゴシゴシやる必要はないんです。

 

ボタンスイッチがたくさんあるパネルのお手入れ

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スイッチの周りが窪んで溝のようになって、しかもたくさんスイッチがある場合。

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歯ブラシで細かく細かく、スイッチを一つずつブラッシングしていきます。

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そうすれば隙間に入り込んだ汚れ、密集したスイッチの間に付いた汚れは、ゴシゴシ擦らずともキレイに落ちます。

 

鍵盤に付いた手あか汚れをキレイに落とす

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綿タオルを指にまいてサッサッサッと拭いていきました。

力を掛けてゴシゴシは必要ありません。

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白い鍵盤を下から覗いたらこんな汚れが。

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とにかくP113を綿タオルに付けてひたすら磨いてきます。

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見えにくいところも手が入る限りはキレイにしていきます。

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左側の黒い鍵盤2つと、白い鍵盤3つを磨き終わったところ。

ツヤが全然違っていますね。

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アップで。黒い手あか汚れがキレイさっぱり落ちました。

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キレイに磨いた部分の手触りを味わってみる。

P113は仕上がりがサラサラしてますね。

P113は他のクリーティングコート(ピッチレスコート、窓ガラスコート、P8コート)ほど強くはありませんが軽い保護膜が掛かります。

サラサラの手触りはそのおかげです。

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試しにやっていない部分を触ったら、ザラザラしていました。

当たり前か。

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鍵盤を一通り磨き終わったら、綿タオルはこんなにも真っ黒に。

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おかげで鍵盤はサラサラのピカピカです。

 

曇ってしまっている鍵盤カバーを磨く

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鍵盤がキレイになったのはいいんだけど、そのカバーがご覧の通り。

鍵盤カバーに光が当たると手あか?の曇りがハッキリ見えますね。

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鍵盤があれだけホコリがのっていたのだから、カバーもホコリだらけです。

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以前、何かで拭いたときに付いた細かいキズもたくさん付いていました。

 

ホコリを取る

曇りを取り除く

細かいキズを目立たなくする

 

これらを同時に行っていきたいと思います。

それにはP113ではなく、ピッチレスコートを使用します。

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いつも通り、ボトルにスポンジを当てがってひと振り。

この量で磨いていきます。

 

スポンジを縦横円と動かし、カバーに刷り込んでいく

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ピッチレスコートを付けたスポンジを縦横円と動かし、刷り込んでいきます。

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一通り刷り込みましたら、スポンジをピッチレスコートを付けていない面にひっくり返し、ほとんど力を掛けずに、白く浮いているピッチレスコートを取り除いていきます。

これをスポンジ返しと言います。

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スポンジ返しをした仕上がった部分を見ていただくと分かる通り、綿タオルで拭く必要が無いほどにキレイに仕上がります。

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これを順番にやっていくのですが、大きな面積を一度に仕上げようとするとキレイにいきません。

ちょっとずつちょっとずつやるのがコツです。

慣れたら少しずつ大きな面積を仕上げるようにして行ったらいいと思います。

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照明が当たっている部分に線キズが全く見えませんね。

手あかホコリだらけのエレクトーンをP113で磨く

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綿タオルで拭いてみるとツルッツルに仕上がっていることが確認できます。

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裏面も同じように仕上げていきます。

 

染みのような汚れを発見したのでピッチレスコートで磨いていく

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この染みのような汚れ、指で撫でるとかなりガサガサする。

上に乗っかっているだけの汚れなら取れるはず。

もし素材を変質させてしまっているようなら目立たなくはなるはず。

とりあえずやっていく。

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ピッチレスコートを付け足さなくても、それなりにスポンジに付いていたのでそれを刷り込んでいく。力加減は写真の通り。ゴシゴシせず、ピッチレスコートの汚れ落としの力を使って落としていく感じ。

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結局染みのような汚れは完全には取れませんでした。

薄くはなりましたけどね。

素材が変質してしまっているのか、汚れが思った以上に強固なのか。

それよりも、ピッチレスコートを掛けた部分だけ、照明の映り込み周りの線キズがほとんど見えなくなっていますね。

線キズの溝にピッチレスコートが埋まるとこのようにキズが見えにくくなるんです。

 

ピッチレスコートを塗ったあとの必ず行ってほしい後工程

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照明の映り込んでいる周りに見える、くすみ。

ピッチレスコートを塗りすぎている、ピッチレスコートで汚れが浮き出てきた、そんな理由が考えられます。

特に透明のプラスチックにピッチレスコートを塗った場合に、このようなくすみが出ることがあります。

なので、透明のプラスチックにピッチレスコートを塗ってキズ消しをした後、

必ず、後工程として窓ガラスコートを施工します。

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ガラスだけでなく、プラスチックにも使うことが出来るのが、窓ガラスコートです。

 

窓ガラスコートを使用する前の準備

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使う前はボトルの底に汚れを吸着する成分が沈殿しているので、振って溶かしてください。

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溶けるとこんな感じになります。

 

窓ガラスコートを塗っていく

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面積からして、使う量はこんな感じ。

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塗っていきます。

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もう少し少なくてもいけるかなと思って、さっきよりちょっと少な目。

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同じく塗り塗りと。塗り残しが無いように縦横円と描いていきます。

 

窓ガラスコートが白く乾いたら拭いていく

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1分程度で窓ガラスコートは白く乾きます。

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そしたらまずは製品に付属している目の粗い綿タオルで荒拭き。

この面積なら5秒程度で拭き終わるくらいのスピード感です。

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荒拭きで拭き残りが必ずあるので、目の細かい綿タオルで丁寧に仕上げ拭きしていきます。

拭き残しが無いように、と力む必要はありませんからね。

軽くでいいんです。白い拭き残しさえなければ。

 

鍵盤カバーの仕上がり 施工前後比較

↓↓↓施工前↓↓↓

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カバーが汚れているせいで、カバーに映り込んでいる部屋の様子が色あせて見えます。

↓↓↓施工後↓↓↓

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カバーに部屋の様子がくっきり映るようになりました。

 

↓↓↓施工前↓↓↓

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線キズ、染み、曇り汚れ、ホコリ、色々な汚れがたくさん付いていました。

↓↓↓施工後↓↓↓

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多少染みは見えます。どうにも取り切れなかったからです。

線キズは全然見えなくなりましたね。

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深いキズはどうしても隠し切れません。

こういう写真も出来る限り撮影してお見せするようにしています。

どうにもならない限界もあります。

 

残りの、椅子、外装、ペダル部分をP113で磨く

革張りの椅子を磨く

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P113は革の簡易清掃にもお使いいただけます。

手あかホコリだらけのエレクトーンをP113・ピッチレスコート・窓ガラスコートで磨く

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椅子の足もついでにP113で拭いていきます。

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どうしても綿タオルが入りにくいところがあれば、、、

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歯ブラシでサーっと撫でてやればキレイになります。

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P113で拭いてあげるとサラッとして気持ちがいいものです。

 

形状が少し複雑でホコリが溜まりやすいペダルを磨く

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写真真ん中あたりの短いペダル1本だけP113で拭いたら、黒さが変わるくらい汚れに覆われていました。

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ペダル付け根の汚れを拭き取るには、狭すぎて指が入りません。

そんなときは竹串を使います。

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P113を噴き付けた綿タオルを竹串にまき付けて、

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隙間に突っ込んで拭いていきます。

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キレイに仕上がりました。

 

仕上がり

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ここまでキレイに仕上げはしましたが、結局またカバーを掛けて使わず終い。

なんだかもったいない気が。。。