ちょっと息抜き 弟のジムニーで山に罠を仕掛けに行く
弟が山に行くと言う。
「じゃぁ行くか」とついていった。
行きがけに興津の米屋に寄る。
米ぬかを100kg購入。イノシシをおびき寄せるエサに使う。
そこから約20分くらい走った山の中。
写真の道はまだ舗装されているから快適。
ジムニーのようなオフロード車じゃないと結構ハードなところもある。
途中にはこんな景色も。
罠の見回りに朝早く来た時は、弟はここでコーヒーを沸かして一杯飲むんだそう。
それはいいなぁ~と思った。
現場に到着。
やたら地面がえぐれている場所が近くにあった。
イノシシが地面に体をこすりつける、ヌタ場。
こんな感じの足跡がイノシシのひづめの跡らしい。
ヌタ場の近くに無数にあった。
以前ここでイノシシを捕ったとのこと。
またトレイルカムというカメラや、マメに通って辺りの変化を観察して、ここにしたようだった。
適当に罠を仕掛けても全く捕れやしない。
考えてみればそりゃそうだ。
動物もバカじゃない、それに命懸けだから向こうも必死だ。
イノシシがどこから出てきて、どう通っているのか、確認して、、、
ここかな~、という場所に穴を掘り、、、
くくり罠という罠を、、、
こうやって木にくくり付けておく。
くくり罠を地面に埋める。
踏むとワイヤーが足に巻き付く罠。
こんな感じでおびき寄せるエサもセットして、、、
土や葉っぱで罠を隠す。
イノシシやシカは辺りの様子が変わっていると、警戒して近づこうとしない。
穴を掘る前の様子をデジカメで撮って、罠を仕掛けた後、仕掛ける前の状態に近づける罠師もいるんだとか。
意外と賢いんだね、イノシシって。
こんな感じで、ちょっと離れたところに3か所罠を仕掛けてきた。
今の時期は、イノシシを捕っても報奨金がもらえる時期ではないけど、お肉として捕る予定。
「今年中に1~2匹捕れたらいいな」と弟は言う。
辺りを散策してみると、鹿がエサにしているアオキを発見。
よく庭に植えている人もいますね。
柔らかい若い葉っぱが食べられていた。
大きくなった固い葉っぱは全くの手つかず。
動物はエサが豊富なら意外と選り好みする。人間と一緒。
生き帰りの途中で見かけた変な実が付いている草。
これは何か見た目にも食ったらヤバそう。
昔、小学生の時、同級生でマムシグサを「おいしそうだから」という理由で食べたやつがいた。
当然、病院に運ばれていった。
山のものは完全に分かっているもの以外は、絶対に口にしてはならない。
子供の時にそう学習した。
こういう食べられそうなやつも怖いので絶対に食べない。
野イチゴとは粒の大きさが何だか違うように見えるし。