黒の中古車を購入したのですが、予想以上に小傷があり、テンションが上がらないので何とかしたい・・・

お客様からお問い合わせをお手紙にしたんですが、ホームページではもう少し詳しく説明していこうと思います。

ご本人が見てくれれば補足になるでしょうし、同じようなお悩みを持った人がいれば参考になるでしょうし。

もし、「聞きたいこととズレている」とか「こういう場合はどうなの?」とかありましたら、ご本人でなくてもお問い合わせいただければ嬉しいです。

 

黒の中古車を購入したのですが、予想以上に小傷がありテンションが上がらないので何とかしたいと検索を掛けたどり着きました。お試しがあると知って嬉しく思ってます。遠方で申し訳ないですが、よろしくお願い致します

 

色々とご事情をお伝えいただきありがとうございます。こうして真面目に書いてくれる人は僕の中では超いい人認定をしているので、こうして記事にすることにも気合が入ります。

そして、この気持ちよく分かります。黒は洗車キズ、爪キズ、こすりキズ、あらゆる傷が目立ちます。僕に洗車を依頼しているお客様の中にも、色々な洗車用品を吟味して手間暇かけて洗車したにも関わず、時間が経つにつれ鮮やかな黒の色ツヤがあせていくので、途中で「自分でやるのはもう諦めた」という方がいます。なので僕のところに依頼が来るんですが、ご自分でやりたい人も多いのでこうして僕のやり方をお伝えしている次第です。

どこまでやよいさんのテンションを上げることが出来るのか、頑張ってみたいと思います。

ちなみに無料サンプルは、土日をはさんだ4/23月曜日着です。

 

うちの妹が乗っているホンダライフの黒。

今回撮影するために、あらためて見たんですけど「きったないなぁ」と思いました。

「洗車して」とも言われてないので、撮影のための洗車ということでボンネットしかやりません。

HDRモードというデジカメの機能を使って、汚れやキズが浮き出るように撮影。

お手入れしなければ、こんなもんです。はい。

 

とりあえず、砂ぼこりが酷いので水洗いしましょう

あまりひどくこびり付いた汚れは無理ですが、たいていの汚れは水道水だけで結構落とせます。

 

しっかり水洗いのやり方を知りたいという方はこちらのページをご覧ください。

「大体でいいや」という方は、、、

①水で濡らした綿タオルでサーっと拭きます。この塗装にはWAXもコーティングも何もされていなさそうでしたので、水がベターっとしていますね。

②綿タオルをすすいで固く絞ります。最近はだんだんと暑くなってきているので綿タオルが2枚あると、ゆるく絞ったものと固く絞ったものが事前に用意できて都合がいいです。

③サーっと水滴を吸い取ってあげる感じで拭きます。写真のように水がベターっとしている場合は、完全には拭き取れません。撫でるような感じの大体でいいです。あんまり深追いしてゴシゴシ擦るとキズになりますから。ちなみにこの段階でいくら頑張っても報われませんので大体でいいんです。

 

綿タオルをつまんで引っ張る程度の加減でも事は足ります。僕は洗車のやり方を教えるときに目の前でいつもやってみせています。

このあとスポンジでこするので、キズになるような砂ぼこりが最低限取れてれば良しとしてください。

右半分だけ水洗い完了。

汚れで目立たなかっただけで洗車キズが酷いのがよく分かる。洗車機に掛けるとこういう放射線状のキズが出来ます。

他にも鳥のフンを放置したであろう跡を発見。塗装が痛んでしまっているので完全に取り除くのは無理です。目立ちにくくはなると思いますが。付いてから日が浅ければ水だけで簡単に取れるんですけどね。気付かず放置しちゃったんでしょうね。

 

ピッチレスコートを掛けていきます。

ピッチレスコートをスポンジに付ける

写真にあるのはピッチレスコート業務用。無料サンプルの約10倍くらいの量です。汚れ方や使う人のスキルにもよりますが、はじめて施工する普通車であれば3台は仕上げられます。キレイな車だったり一度施工した車の維持に使うなら、ビックリするほど消費しません。

ちなみに一般用というサイズもあってそれは無料サンプルの4倍くらいの量です。今回のような軽自動車を1台仕上げるくらいならそれで十分です。

このホームページから購入可能です。(メニュー→WAX販売→ピッチレスコート)ちなみにホームセンターやカー用品店では一切扱っていません。

試してからじゃないと買う気が起きないという人はお試しを用意してあります。

 

無料サンプルを請求した方には、左のような小さいピンク色のスポンジが付いていたと思います。製品版にはそれに加え、右側の大きなスポンジも付いてきます。今回のようにボンネットやドアなどの広い面積を仕上げるのに便利ですよ。

ピッチレスコートのボトルを2~3度振って内容物を撹拌したら、キャップを開けてスポンジをボトルの口にあてがって大きくひと振りします。

こんな感じでスポンジにピッチレスコートが付きましたら、準備完了。

 

ボンネットにピッチレスコートを塗っていく

ヘッドライト上部のボンネットから取り掛かっていきたいと思います。

最初から広い範囲をやらないようにしましょう。絶対にキレイに仕上げれないですから。僕もはじめてやるときは、必ず手のひら位の範囲でまずはどんな具合か試しています。

 

縦に動かしたり、横に動かしたり、円に動かしたり、細かく動かすのがコツです。なぜかというと最初の施工時はボディの上に乗っている汚れがたくさんあるのでそれを取り除くためということと、ピッチレスコートが結構ボディに吸われていくのでなるべくムラが出ないようにするためです。特に黒色はムラが出やすいので気を付けてください。でも出たら出たでその上から再度施工すればいいだけの話しですけどね。あまり神経質になる必要はありません。何度でもやり直してもいいんです。

スポンジをひっくり返して、「スポンジ戻し」をします。

余分なピッチレスコートをスポンジに戻していき、わざわざ綿タオルで拭かなくても仕上げてしまう技です。と言っても、力を抜いて軽く撫でるだけですが。男性はこの技が苦手な人が多いです。なぜならすぐに力を入れてゴシゴシしたくなるからです。僕も人のことは言えませんが、出来るようになった今だからそれを棚に上げてこんなことを言うわけです。女性はお化粧にスポンジを使うせいなのか、スポンジ戻しが上手です。

スポンジだけでもこんな感じで仕上げることが出来ます。

別の角度から見た仕上がり。深い黒色になり、洗車キズが消えているのが分かりますでしょうか?ただ、よーく見るとモヤモヤしたくすみが残っています。

HDRモードで、洗車キズを浮き上がらせてみる。洗車キズで出来た溝にピッチレスコートが入り込んで見えなくなっています。分かりずらいかもしれませんが、白くモヤモヤしたものがやっぱりあります。

また別の角度で撮影したら、今度は分かりやすい写真が撮れました。

さっきの写真からは大したことがないモヤモヤだったかもしれませんが、角度を変えるとこのようにはっきりと写ったりします。これが肉眼だとより見えてしまうんです。まだ端っこだけだからそれほどとは思えなくても、これがボンネット全体にあったりすると、洗車してキレイにしたんだか汚したんだか分からなくなります。

 

もしこうなったとしてもご安心ください。

こういう状態に陥ってもちゃんと正しいやり方でやればキレイに仕上がります。

ただし、ピンクのスポンジだけではこのモヤモヤが取れないと判断したのでちょっとやり方を変えさせて頂きます。

 

ピンクのスポンジではキレイに仕上がらなかったので別のやり方でやる

ワコー株式会社のCW-01というスポンジを使います。

 

ピッチレスコートと一緒に購入していただくのも出来ますし、カー用品店に行けば大抵置いてあります。このスポンジが必要となった場合に、クルマ一台当たり2~3個くらい持っておくと安心です。使っていくうちに柔らかくなっていきます。今回の使い方は固さを利用しているので、使いにくくなったら新品を使いましょう。柔らかくなったものは、今後美観を維持していく上で使えますから取っておきましょう。

上手く行くかはやってみないと僕も分からなかったので、とりあえずさっきの右半分で試したらキレイに仕上がったので残りの左半分を解説用にちゃんと写真を撮っていきます。

結構ボロボロの塗装ですが、光が当たっても洗車キズが見えにくくなっているんですから、まぁまぁの仕上がりとしましょう。

ちなみに施工の境目にゆるく絞った綿タオルで拭いてみると、、、

ピッチレスコートは撥水性があるので、すでに施工したところはこのように撥水します。施工していないところは水がベタっとしているのが分かりますね。定期的に洗車する人にとって、こうした撥水効果があるというのは洗車の負担軽減につながりますのでありがたいです。

今日はなんだか花粉で頭痛がするし暑くて堪らないので、遊んでないで次の工程に進みます。左半分をゆるく絞った綿タオルでサッと拭いて、、、

固く絞った綿タオルでサッと拭きました。

先ほど使ったピンクのスポンジと同じく、一回一回はこれだけの量しか使いません。

黄色いスポンジを使用するときは、このように持ちます。そして手のひらの中で転がすように使うのがスポンジに均等に力を掛けるコツです。

こういう指を立てる使い方はやめましょう。指がめちゃくちゃ疲れますから。あとボディに掛かる力が不均等になってキレイに仕上げづらいですよ。あとスポンジの痛みが早くなりますし。

一回のピッチレスコートの量で僕はこのぐらいの面積ずつ塗っています。慣れていない場合はもっと小さい面積にした方がいいです。あと、すでに塗ってあるところとオーバーラップするように塗って行ってくださいね。その方がキレイに仕上がります。

さきほどの面積ずつ、左半分を何回かに分けて塗っていきました。

乾くまで待ちます。

といっても、今日は陽気が良くて暑いくらいなので、写真を撮っている内に乾いていましたが。

ピッチレスコートを付けていないスポンジ面を使って、少し力を入れてボディに付いて乾いたピッチレスコートを落としていきます。これもたてよこ円とスポンジを細かく動かしていき、一度に広い面積をやろうとしないことがキレイに仕上げるコツです。一度に大きな面積を仕上げようとすると、疲れるばかりでさらに仕上がりもキレイにいきません。

少しずつ、少しずつ、それが一番の早道です。と言っても、こんな小さいボンネットを仕上がるくらいなら、写真なんか取らずに集中すれば10分ほどで終わってしまう程度の作業です。

スポンジの潰し加減。指の腹を使って面で押してあげます。ただ力を入れれば取れるかというとそうではなくて、たてよこ円と動かしながら、また時折力を抜いて動かしてあげた方が取れる時もあります。ちなみに綿タオルでこすってもこのピッチレスコートのモヤモヤはなかなか取れません。このスポンジだから簡単に取れるんです。やっている自分ですら不思議に思っています。これはクルマのボディごとに変わってきますので、必ず小さい面積で試してからやるんです。仕事としてやっている僕ですら、いまだにそうですから。そうしないと効率がものすごく悪くなります。で、やっている途中で嫌になってきます。最終的にキレイにすることが出来ても、気持ちがのらなくなってしまうことが一番最悪なんです。絶対に簡単に行く方法がありますので、それを探り当ててから大きな面積に取り掛かるようにしてください。

以前の記事ですが、紺色のフォレスターではピッチレスコートを塗ってすぐ拭き取ると簡単に仕上がることもありましたし、

どういう風にやっても(塗ってすぐ拭き取っても、乾いてから拭き取っても)キレイに仕上がることもあるし、

色々です。

 

難しいことを言っているのではありません。

小さい面積でまずは

①塗ってからすぐ拭き取ってみる

②塗ってから半乾きで拭き取ってみる

③塗って乾いたら拭き取ってみる

大抵この3パターンです。

あとは使うスポンジをどれにするか、新品を使うか、使い込んだものでいくかで効率と仕上がりが変わってきます。仕事にするのでなければ気にするところではありませんが。

 

取り除ける限りの汚れを取り除いても、もとの塗装がボロボロであれば光の加減で見えてしまうことは仕方ないです。そうなる前にお手入れしなかったんですから。でもこのクルマだって今回のやり方で仕上げを進めていけば見違えるほどにキレイになります。

たて一列ずつ仕上げていく戦法で、、、

ちょっとずつ進めていきました。

終わりましたら、ピッチレスコートの乾いた粉を払い落としておきます。

このときの綿タオルの滑る感触が気持ちいいんです。

いつまででもナデナデしていたくなる感触です。

 

最終的な仕上がり

↓↓↓施工前↓↓↓

左側は水洗いすらしていないホコリまみれの状態。

右側は水洗いだけ済ました状態。洗車機で付いたであろう、放射線状の洗車キズで一杯。

 

↓↓↓施工後↓↓↓

点々・・・と見えるのは、ウォータースポットです。雨などでしずく状に塗装が劣化した状態です。これは削らないともうどうにもならないでしょう。だけど僕は塗装を削るのが好きでないので、削らずにキレイにする方法しかやりません。

 

この角度から撮った写真だけ見たらとんでもなくキレイに見えてしまいますね。写真で誇大広告が出来てしまうのも、それを嫌がって写真を載せない人の気持ちも、よく分かります。

洗車キズが見える角度でもこの程度しか見えなくなりました。ただ、ピッチレスコートは水に掛かったり時間経過とともに痩せていきます。そうなれば洗車キズはまた見えるようになります。ボディを傷めることが無いようコンパウンド等の研磨剤が一切入っていないからです。

その代わり、100回でも1000回でも、ボディを傷めるような不要な力を入れた洗車をしなければこのキレイさを取り戻すのは何回でも出来る訳です。

また、ピッチレスコートを重ねて掛けていくうちに、ピッチレスコートの保護膜がだんだんと厚くなっていきます。今回は少し力を掛けて乾いたピッチレスコートを取り除いていきましたが、もっと軽い力で仕上がるようにもなっていくはずです。だから一回一回の洗車が驚くほど短時間で疲れずに出来るようになるはずです。

僕からはこうしなければダメとか、こうあるべきだ、なんてことは強制しません。

あとは、ご自分の愛車をどうしたいのかによるのではないでしょうか。

分からないことがあれば、どんどんご質問ください。その方がお客様が「こうしたい」というピッタリの洗車スタイルに早く行き着くと思います。僕の知識や経験がお役に立てれば幸いです。

 

ついでだったんでドアノブの爪キズにもやってみた

水洗いすらしていない、運転席側のドアノブ周りの写真。爪キズだけでなく、多分カギを持ったままドアノブに手を掛けていたんだろうなと想像できるキズがたくさんありますね。

水洗いして下半分だけピッチレスコートを掛けた状態。ボンネットと同じく、黄色いスポンジでピッチレスコートをたてよこ円と塗っていき、乾いたところで黄色いスポンジのピッチレスコートが付いていない面で仕上げました。

ドアノブ周りを全て仕上げ終わった状態。意外とキズだと思っているものがたんなる汚れであることが多いです。だからコンパウンド等の研磨剤で削らなくてもこのようにキレイに仕上がるんだと僕は思います。

深いキズはどうしても見えますが、ツヤが出ていい感じになりました。ドアを開けるたびにツルツルとした気持ちいい感触を味わえます。この感触はキレイ物好きな女性に非常にウケがいいです。手に油のようなものが付いたりもしませんし。逆に男性は今までとあまりの感触の違いにビックリして思わず「気持ち悪い」という人がたまにいます。

ちなみに、左側にある後ろのドアの方は全く手つかず。キズの見え方、ピッチレスコートで仕上げたボディとの比較です。

こっちはHDRモードでの撮影。最初は「汚いなぁ、ひどいもんだなぁ」と思っていたボディも結構キレイに仕上げることが出来ます。本当は新車の時からマメに掛けていけば、新車の時に掛けた高価なコーティングの保護しますので末永く持たせることが出来ますし、コーティングを掛けていないクルマの塗装の保護にもなります。せっかくの黒い車ですから、ぜひキレイしてに乗りましょう。

 

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なるべく遠回りしてほしくないから電話やメールで技術的なフォローをしています。電話するなら作業しているその時が一番ですよ。今までの経験上そうしないと言ったとおりのことが出来ないことが多いですから。

 

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