ピッチレスコートが届いて早速使ってみましたが、曇りが取れませんでした。
昼寝をしていたら、スマホにメールが来ていました。
解決してはいるようですが、他の人も同じ現象で困っているかもしれないので記事にさせてもらいました。
具体的に何でどのように困っているか教えて頂けるというのは、非常にありがたいです。感謝します。
目次
おそらくこんなことが起きているのではないでしょうか?
例えば、指でこのように塗ったとして、
最近はだいぶ暑くなってきているので10秒もしないうちに乾いていき、
垢の様な、ゴミの様なものが出てくるという現象です。
指だけで何とかしようと思ってもなかなか取り切れません。
というか指が熱くなって辛いです。
綿タオルで少し強めに拭いてみたら、
キレイに拭き取れました。
うちの家族が乗っているホンダライフではこのパターンでキレイになりました。
なぜ起きるのか?
今までにも何度かこうしたことを目の当たりにしてきましたが、全てに共通していることとしては
- 塗装が劣化してきている
- 新車時等に施工したコーティングが劣化してきている
このどちらかに当てはまると思います。
今回のホンダライフもボンネットがウォータースポットでザラッザラです。
ボンネットや屋根で起きることが多く、垂直に近い形に設置されているドアなどにはあまり起こらないことからもそう推測しています。
とくにボディを触ってザラっとしている劣化状態まで進んでいると、この現象が起こる可能性があります。
と言ってもキレイにすることは全く問題なく出来ます。
ただちょっとテクニック(道具の選定と力加減)が要るというだけです。
指さしたところだけ、手に持っている黄色いスポンジでキレイにした部分です。
作業中の様子です。水あかを落とすときのように少し力を入れて施工します。
最終的にはキレイに仕上がります。ただし、コンパウンド等の研磨剤で削っているわけではないので塗装のザラザラが無くなるなんてことはあり得ません。
ホンダライフのボンネット位の面積であれば15分あれば普通に施工し終わります。
今まで起きたクルマを思い出すと、黒などの濃い色のクルマに多かったように思います。
黒だから必ず起こるのではなく、塗装やコーティングの劣化から「もうちょっと早くやれば良かったね」というクルマからの反応であると僕は思ってます。
以前の記事ですが、紺色のフォレスターではピッチレスコートを塗ってすぐ拭き取ると簡単に仕上がることもありましたし、
どういう風にやっても(塗ってすぐ拭き取っても、乾いてから拭き取っても)キレイに仕上がることもあるし、
色々です。
劣化した塗装・コーティングへの施工3パターン
難しいことを言っているのではありません。
小さい面積でまずは
①塗ってからすぐ拭き取ってみる
②塗ってから半乾きで拭き取ってみる
③塗って乾いたら拭き取ってみる
大抵この3パターンです。
使うスポンジの選定も重要です。
左の黄色いスポンジは、ピッチレスコートがこびり付いたり白色塗装の水アカ落とし等に大活躍する専用スポンジです。
効率も仕上がりも天と地ほどの違いが出ます。
僕はお客様の問題を勘違いしてました
さっそく記事を作ったので、お客様宛にメールして、お返事きました。
すいません。思い出しました。たしかお電話でご注文いただいた時に「アクリル板に施工する」とおっしゃっていましたね。勘違いして先走ってすいませんでした。
透明度が求められる部分にピッチレスコートを掛けましたら、最後に窓ガラスコートを掛けるようにしてください。ピッチレスコートだけで終わらせてしまうと、時間が経ったときに若干曇ったようになる場合があります。それを防ぐための透明度を維持するための窓ガラスコートの施工となります。
作った記事は、他の誰かの役には立つと思うのと、自分への戒めも含め、そのままにしておきます。
2018年5月10日にお客様から追加報告頂きました
結果としてキレイに仕上がったようで、またバイク本体の細かなキズも取れたという報告を頂きました。律儀に僕にご報告いただき感謝します。
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